♪歌劇「カルメン」♪

  • 2020.01.26 Sunday
  • 23:59

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こんな地方に住んでいると、生のオペラに接することなんて滅多にない。

 

たまにやっても、ヴェルディとかプッチーニとか……

なぜか、北海道はイタリア・オペラが好きらしい。

 

ボクが好きなのは、フランスやロシアのものが多いので、ちょっと淋しい気持ちもあるのだが……。

 

だから、今回の「カルメン」は本当に楽しみだった。

 

ただ……

年末くらいに、新演出、しかも現代演出だと知った時は、正直テンションがだだ下がりになってしまった。

しょっちゅうオペラを見ているのなら、たまにそういう上演があるのもおもしろいのだろうが、

最初に書いたように、滅多に見る機会がない地方のファンとしては、やはりあまり歓迎ムードではない。

 

 

さて、実際に見てみると……

 

やはり、演出には全然納得がいかない。

なぜ設定を21世紀のアメリカのショービス界をしなくてはならなかったのか。

演出家の意図なども読んだが、その考え方には説得力がまるでなかった。

 

演奏は素晴らしかった。

タイトルロールを歌ったアグンダ・クラエワも良かったし、

ホセ役の城宏憲、ミカエラ役の嘉目真木子など、目を引く役者も多かった。

 

特に驚いたのは、児童合唱を担当したHBC少年少女合唱団のクウォリティの高さ。

演技も含めて、美しい歌声や表現力の豊かさには素晴らしかった。

昨年末の「くるみ割り人形」にも出演していたが、

ぜひマーラーの3番とか、他の演目も聴いてみたいと思った。

 

(ツイッターで拾った写真。ボク写ってます。)

 

なお、指揮はエリアス・グランディ、演奏は札幌交響楽団二期会合唱団ほか。

小さい編成ながら、いい仕事してました。

 

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